2014年8月24日日曜日

マイカー持った

インプレッサ GC8
その後期、E型を友人から安く譲ってもらう機会があったので、MT車なんて、ましてやスポーツカーとは全く無縁の自分が、所有することになった。

実用的で楽な車( )


転換期は大学生の時だろう。スポーツカーが好きな友人を持ち、その友人のドライブに時々付き合って、写真を撮りに行ったりした。普段、電車で通える範囲でしか撮影に出かけてなかった自分は、車の自由度の広さに、いつかは車で遠出をしてみたいと思った。

同時に、スポーツカーのパワーをその時初めて知った。家にあるような乗用車では、味わえないシートに体を押し付けられる加速度を体感したのは、その時が初めてであった。

ある日、その友人から、もうこの車にのるのは飽きたので、安く譲るよという話をいただき、その後はトントン拍子で、手続きが進み、無事納車となった。大学期間中、数台の車をとっかえひっかえしていた彼にとっては、車を友人に譲ることくらいは、造作も無いのだろう。手続きで困ることはなかった。


パワーはあるけれど、四輪駆動のインプレッサは下手でも操縦できるだろう、友人曰く。ちょうどホイール一セットも貰ったので、スタッドレスタイヤつければ、新潟にも安心して帰れる。


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うちの職場には、宿直という日がある。深夜4時間ほどの仮眠の時間があり、翌朝に退社。つまり、その後はフリーな時間となる。この時間に、車の練習をしようと思って、片道20キロほどのドライブをしたのだが、一歩間違えれば事故につながるヒヤリハットな場面に数回遭遇し、いや、これはだめだ。自分が思っている以上に注意散漫になっていると感じ、ちゃんと休みの日に出直すことにしようと考えていた。


そんな記念すべき、最初のドライブに選んだ目的地は、千葉県犬吠埼に決めた。
往路は下道で、復路は高速道路で帰ることだけ決めて、あとはナビにルートをお任せした。



なぜ「犬吠」と言うのだろうか。最初は「いぬぼえみさき」って言うのかなと思ったけど、どうやら「いぬぼうさき」と読むらしい。



駐車場を見事スルーし、ちょっと遠くの駐車場に車を止めた。
ここ、君ヶ浜は、遊泳禁止となっているので、人気が寂しい。まぁ、朝早く出発したしな。


潮風にも耐えるよくわからない植物。なぜ砂浜だったところが、いきなり石の海岸になるのだろう。



ちょっと歩くと、海岸の景色がガラリと変わる。何年もの時を経て、プレートという波が押し寄せたのだろうか。足場の不安定なところで、真上を見ると、高い確率で転ぶ。これ豆な。


これが、今回の目的地、犬吠埼灯台。140年も光ってたらしい。
犬吠埼灯台は、管理者がいるので、灯台の上に登ることができる。今回は登ってないので、また来た時の楽しみにしよう。


朝早く来たので、店とかは開店しておらず、灯台と海みたら、とくにやることは無いので、帰ることにした。帰りは東関東自動車道で、ビュンと。
途中180度パノラマが見られるパーキングエリアという、佐原PAが見えたので、180度パノラマという言葉につられて寄ってみたが、とくにトイレ以外は何もないPAだ。自販機はあった気がする。


夜来てみたら、道路の光が綺麗かもしれないとおもって、撮影候補にしようかと思ったけれど、よく考えたら田んぼばかりで、夜景にもなんないなと思って諦めた。

東関東自動車道は初めて通ったんだけど、途中成田空港近くを通過するとき、いきなり轟音が車に響き、ついにエンジンがダメに成ったか…と思ったら、すぐ真上を飛行機が飛んでいて、テンション揚がった。



あとで地図を見てみると、ちょうど高速道の真上を飛行場の進入灯が通っていて、これまたテンション揚がった。今度の目的地は羽田空港だ。羽田空港で、飛行機の写真でも撮ってこよう。

GC8で高速乗ってみたけど、前のオーナーがETCつけていたので、ありがたい。
100km/hだすと、さすがに5速で3000回転近く回ってしまうので、6速目が欲しいけど、それはそれで調子乗って捕まるのも嫌なので、これくらいでちょうどいい。

マニュアル操作も、ちょっとずつ慣れてきた。
あとは、低速走行、車庫入れとかスムーズにできたらいいな。



あとカーナビは、走りやすい道優先ルートとか、そういうルート選択も作ってくださいお願いします。
知らないみちで、30キロ制限の商店街コースとか、信号の先踏切の先信号みたいなのとか、すれ違い出来ませんみたいの。そういうのやめてくださいほんと。


2014年8月19日火曜日

やっぱり長野は避暑地だった

夏休みを5日間ほど頂いたので、お盆に実家の新潟に帰省した後に、両親と長野にある信州高山温泉郷というところに旅行してきた。
また、運転免許をとってほとんど運転経験の無い自分にとっては、新潟から長野までのドライブは良い特訓となった。

信州高山温泉郷とは、こんなところにある。


どんなルートだったかうろ覚えなんだけど、信濃川(千曲川)沿いの道路117号線沿いに、車を走らせ、どっかから県道66号線に入り、地図でいうと右側の方から、信州高山温泉郷に向かった。

ここの山田温泉という温泉街に、宿泊することとなった。山田温泉は今まで知らなかったのだが、小さな温泉街で、渓谷に挟まれたところにある自然豊かな温泉郷である。

名所としては、滝を裏から眺めることができる、雷滝というのが有名だ。裏からもちろん、前面からも滝を間近に見ることができ、その時の水しぶきはとても涼しい。


この写真のやる気の無さからなんとなく察した人もいるかもしれないけれど、今回の旅行ではあまり写真を撮ってなかった。車を運転してて、写真を撮る余裕がなかったというのも理由だけど、なんか、写真を撮ることを忘れてた。今思うと、温泉街の風景くらい撮っておけば良かったものだ。


近くに山田牧場という場所があるのが地図を見てわかると思う。ここでは、牛が広い放牧地で飼育されている。近くにキャンプ場もあるので、アウトドアにも最適だ。冬は、スキー場にもなっている。
ここのスキーコースは、非圧雪コースなど、結構自由度の高いコースがたくさんあり、ワイルドな人たちには嬉しいコースがあり、知る人ぞ知るスキー場といったところらしい。





旅館は、山田温泉風景館という旅館に宿泊した。


で、例のごとく館内の写真とか無いので、気になった人は公式ページなどで、確認してください。

ここの旅館の魅力と言ったら、仙人露天風呂で間違いないだろう。
この温泉に入るには、150段の階段を下らないといけない、渓谷の斜面に作られた階段で、足場は不安定であるため、気をつけて降りる。お酒を飲んだ後に、ここに行くのは控えたほうがいいだろう。
仙人露天風呂は、渓谷を下り、川のすぐそばにある温泉である。上流の急な川の流れを間近に見ながら、その時の山の風景を間近に見れる。夏は新緑であるが、秋は紅葉、冬は川の流れで出来た氷の造形を見ながら、温泉を楽しむことができるという。
もっとも、冬は温泉に行く階段を、安全に下れるのか不安だが。

もちろん、館内に数百段の階段を降りなくても入れる、大浴場があるので安心して欲しい。
また、貸切露天風呂もあるので、彼女ができたらいつかはきっと。

古い旅館だけあって、外観は年季を感じるが、旅館の中は丁寧に手入れがされており、客室はそれほどの時代の流れを感じさせなかった。地デジ化によって、更新された液晶テレビの脇に、フロントにつながるダイヤル式の電話機がおいてあるのが、印象的だった。

温泉だけではない、料理も美味しかった。
どこの旅館も、食事にはこだわりがあるだろうから、余程のことがないと印象に残らないのだが、ここはとても食事に気合が入っていた。
食べ物のことを書くのは苦手なんだけど、一品一品がほかでは食べれませんよっていう、工夫の凝らした料理で、どれも初めて食べるような料理ばかりだった。
ただそれが、ただ奇を衒ったのではなくて、本当に美味しいのだからしょうがない。

旅館スタッフの態度もほぼ百点満点だ。たいてい、たった一人態度が悪いと、そこで悪い印象ばかりが残ってしまうが、スタッフ誰も彼もがとても気持ちのよい対応をして頂いた。よくもこんなに人柄の良い人ばかりを集めたものである。きっと長野県民は、優しい人たちばかりなのに違いない。





人里離れているだけあって、夜は星が美しい。


風呂あがりに、旅館に面した道路からカメラを空に向けてみただけなので、街灯による光害があるが、それを入れても、普段では見ることの出来ない星空を見ることが出来た。
薄曇りで、すっきりしない星空であったが、旅館のある場所より更に山奥の、山田牧場のキャンプ場で星を見たら、さぞかし綺麗に違いない。
星空の撮影旅行として、再び来たいと思った。



数少ない旅館の写真のかなで、唯一これは出せるかなと思う写真だ。
フロントのある階にある休憩所である。渓谷から眺める山の風景は、すべてが緑に包まれていた。
のんびりと見ていると、あたりで小鳥が飛び回っているのが見えて、鳥の飛ぶ様子を追いかけていると、時間がたつのを忘れてしまう。

この景色が秋には紅葉に、冬には白銀の世界になると思うと、また違う季節に来たいと強く思う。


ドライブ好き、バイカー好きに朗報である。
この近くの292号線は、壮大な長野の自然風景を見ることができる。
なんといっても、国道では、標高最高地点の2,172メートルまで登るのだ。すごい。
急カーブ、急勾配が続くが、片側一車線で、すれ違いで気を使う心配はない。
白根山の近くにはエメラルドグリーンの色をした不思議な湖、湯釜を見ることもできるが、私が行った時は火山活動による通行規制で、近づくことはおろか、停車も出来なかったので、見れなかった。


この写真は292号線の一部だ。この道路を見ただけで、走ってみたいと思う人もいるにちがいない。もっと、素敵な風景もあったのだが、例のごとく運転中で撮影できなかった。家族に撮影を頼めば良かった。
こればっかりは、言葉では表現しきれないので、ぜひ、292号線ドライブ、帰りは山田温泉で一泊!
やってみてほしい。

今度はマイカーで、運転に慣れたら再び挑戦してみたい道路だ。


今回は、写真がほとんど無く、山田温泉郷の素晴らしさの数%くらいしか伝えられなかった。ひとりで自由に行く機会があれば、今度は、もっとたくさんの写真を残しておきたい。星空もよく見えたので、次は星景写真も頑張ってみようと思った。


余談


グンマーとの県境で有名なこの写真だが、これも実はこの近くに実在する場所らしい。時間が無くてここには行ってないが、ラリーごっこをしたいのなら面白いかもしれない。落ちたら死ぬだろうけど。
ちなみにこの先は本当に通行止めになってるので、グンマーにはつながってない。そうだよね、グンマーだし。