一度行ってみたい。
調べてみると、土日祝祭日を除く平日であれば、9:00~16:00の間で自由に見学できるのだ。見学は無料で意外と門戸が広い。
え?この正面から入るの?警備員に止められそうなんだけど、スーツ着てこればよかったかな...。
っておそるおそる近づいたら、見学者用の入り口は正面玄関じゃなくて、この建物のだいたい裏側にある。そんな大きい建物ではないので、一周してみると正面の威圧感とは違ったお気軽にどうぞみたいなポップな看板のある玄関を見つければ、そこから入れる。
一応、手荷物検査と金探の検査があるので、不要なものは持って行かないほうがいいだろう。
ついに、東証の内部に入った。この建物に本当にあの「ガラスの筒」があるのか...???
マーケットセンターに表示されている情報とほぼおなじものなので、目が悪くてもここなら近づいて見れる。 ちょうどこの日は買いの流れだったので真っ赤になってるけれど、株安の時にキーボード片手で持っていけば、中国のキーボードおじさんみたいな写真が撮れそうだ。 【朗報】 上海のあのおっさん 生きていた!(´;ω;`) |
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見学回廊には東証の役割や、取引の流れ、昔の東証の姿などの貴重な写真が飾ってある。昔の東証はとっても賑やかかそう。 |
見学回廊のところにはリフレッシュコーナーがあって、ドリンク、軽食はここで揃う。一日張り込みしたい人も、わざわざ東証から出る必要はない。 アイスもあるぞ。 |
ずっと見ていると目が回りそうなこのクルクル回る奴の名前は「チッカー」というもの。 実は取引の状況に合わせて回転速度が変わるようになっていて、取引が活発になると回転速度が速くなる。テレビで東証が映った時はちょっと気にしてみると、その日の盛り上がり方が何となく分かるかもしれない。
東証アローズが完成したのは2000年5月。あれから、16年たったわけだが、今でも引けをとらない近代的なデザインだ。静かな建物の中で、膨大な取引の様子を手に取るように眺めていると、まるで金融市場の傍観者になったような全能感を感じる。
日常生活を過ごしているだけでは、触れられない金融という市場。なんだかよくわからないけれど、やたらでかい「市場」がどっかにあるらしい。形にできない市場を、我々にもわかるような形に可視化した「金融市場」のイメージがこの東証アローズなのだろう。
金融取引のシミュレーションも出来たりと、学べる施設となっている。みなさんも一度「テレビでよく見るあのクルクル回るやつ」を是非見学してみてはいかが?
日本取引所グループ 東京証券取引所 東証Arrows 見学について 見学時間 9:00 ~ 16:30(土・日・祝祭日・年末年始を除く) 見学無料 JPX 日本取引所グループ 東証Arrows見学 |