2018年3月11日日曜日

国立極地研究所 南極・北極科学館 行ってきた

国立極地研究所とは、かなりざっくりうと、南極、北極大陸に観測基地があって、そこで大学や研究者といっしょに極地ならではの研究や調査を行っている組織だ。極地っていうネーミングがかっこいい。
そして日本とはあまり縁がなさそうな極地の世界の研究内容や成果を、我々一般の人がたのしく学べるような施設が、南極・北極科学館である。

南極・北極科学館 全景
右手にカラフト犬のブロンズ像が迎える


南極・北極科学館は東京の立川駅から、多摩モノレールで一駅となり高松駅降りてすぐのところにある。
こじんまりな科学館を想像していたので、午後の数時間で見れると思っていたが、これは誤りだ。一つ一つキャプションなどを丁寧に見ていこうとすると、半日くらいはかかるような内容。じっくり鑑賞したいということであれば、午前中から、午後からでもお昼過ぎくらいから行ったほうが余裕あるだろう。


南極・北極科学館の魅力は、あらゆる展示品が本物でさわれるところだ(一部触れない展示品もあります)。
歴史コーナーの雪上車は、実際に南極を走った車両が展示されており、中に入ることもできる。大人気なく、戦車みたいだと興奮して乗り込んだ。

昭和基地から南極点へ観測旅行を行った雪上車。
中には調理台がついていて、一通りの生活ができるようであった。
南極は、以外にも隕石がよく見つかる場所である。氷の上に落ちた隕石はそのまま氷の流れで海岸に集まるらしい。
隕石を顕微鏡で見るとすごいきれいだから、ぜひ見てみて。



極地といえばやはりオーロラじゃないだろうか、一生のうち一回くらいはオーロラを見てみたいものである。オーロラは極地に行けば見れるというわけではなく、太陽活動やオーロラが出現する帯場の地帯があったりと、オーロラを見るためのポイントが説明されているので、今度オーロラを見に行く人には参考になるでしょう。はやく、調査隊に選ばれなくちゃ…。


今期、南極に女子高生たちが行くアニメ、「宇宙よりも遠い場所(よりもい)」で南極に興味が出た人も多いのではないだろうか。そんな人達も楽しめるように随所にそんな人達用のキャプションがあるので探してみては…?

はやい仕事がはやい

館内にはミュージアムショップがあって、ここでしか買えないオリジナルカレンダーや今期観測隊のデザインシャツや手帳など、物欲くすぐるグッズがたくさん売ってるので、財布の紐をきつく結んで行かないと大変なことになるぞ!!

ライターはキャンプの必需品だから!!これは仕方ない!!!!!
59次観測隊のエンブレムがデザインのジッポライター!かっこよくないですかー!?
エンブレムは観測隊が変わると、デザインも毎回変わるらしいです。




国立極地研究所 南極・北極科学館
開館:毎週火曜日~土曜日
   10:00~17:00(最終入館16:30)
入場料:無料