2014年7月28日月曜日

普通二輪教習を終えて(長めだから眺めるでも、長めだけに( ◜◡◝)

被告車両は、普通二輪教習における屈折路の教習中、屈折路を曲がりきれず、パイロンを破壊しながら、縁石を乗り越え、車道に侵入した。当時、被告は屈折路の走行に不安を覚えており、バイクを倒してしまうなら、思い切り良く前につっこんだほうが良い(笑)と考えており、このような事態になった。
この時、指導にあたっていた教官(50代)は、「私が教習していた中で、こういうのは2回見たことがあります。」と証言しており、被告の行動は、前例の少ない行為であることが認められる。



二輪教習において、課題の練習で二輪車を倒してしまうことは、日常的に起こる事態である。二輪車の性質上、曲がるという行為は、二輪車を傾ける必要があり、とくに初心者は、その行為に不安を覚えるため、慌てて減速した結果、失速し、二輪車を倒してしまうのである。
被告はその後、排気量が400ccの二輪車教習を一時中断し、125ccの小型二輪車での教習を再開、2時間の追加教習を行った。その後、パイロンを破壊するというような危険走行は無く、すべての技能教習を履行した点などから、情状酌量の余地がある。
以下、被告の証言である。


教習の中で一番苦手だったのが屈折路だった。クランクって普通は言うけど、最初僕は、前タイヤのところばかり見ていて、その先を見ていなかった。教官からそのたびに、前見て!、先の道路の様子を見て!と言われたが、怖いものは怖いのである。怖がって、ゆっくりやろうとすると、今度は車体が不安定になる。車体が失速、自分斜体。なんちゃって。バイクなんて少し傾いたら、もう支えきれない。なんてったって200キロあるというから、バイク乗ってる奴ってのは頭イッてるんだね。僕が親だったら、絶対反対するよ。バイク抱えながら、階段登れるようになってから乗りなさいっていう。
普通車でクランク入っても、超ゆっくりやっても、転ぶこと無いもんね。
しかし、二輪は慎重にやろうとすればするほど難しくなる、これを実際に体で体感した時は、なんかカルチャーショックみたいなのを感じた。じゃぁ、危なげなくこなすにはどうしたらいいか、それはもうやっぱ、勢いなんだね。

クランクが出来ないのも辛いが、一番つらかったのは、その後125ccで教習し、教習時間が2時間増えたことである。実は、平均台も同じ理由で足元ばかり見ていて、すぐ落ちてしまっていた。その時の自分の課題は、足元見るな、前見ろっていうのが最大の課題だった。125cc乗ると、すごい軽くてなんて乗りやすいバイクなんだろうと、感動した。教習場走るだけなら、125ccで十分だ。
さすがにへこんだ。バイク怖い!こんなの乗る人の気が知れない!バイク乗りたくない!自分はバイク乗りに向いてない!乗ったら事故る!なんて思ってたんだけど、人って馬鹿なもんで、1段階のみきわめを終了し、ある程度の課題は難なくこなせるようになってくると、だんだん楽しくなってくるのだ。


1段階にくらべ、2段階は楽である。法規走行に急制動が加わったぐらいだ。法規走行は車を運転している人だったら、すぐわかるだろう。一時停止不停止、信号無視とかもうありえんだろ。
急制動についても、バイクの性能もいいのもあるだろうが、急制動するときの道路が若干上り坂になっていて、ちょっとチートじゃないかと思ったが、公安が来ると困るのでそっとしとこう。


*      *      *


二段階は、教習の延長をしなくて済んだ。技能教習の延長は、懐にダメージがくるので、なるべくなら避けたい。二輪は、かなり技量に左右される課題が多いため、教習の時間が2週間とか空いてしまうと、けっこう痛いところがある。「後ろの三角窓に、最初のポールが見えたら、ハンドルを全部切ってバックして―」みたいな、教習所ルールは存在しないのだ。全ては、自分のテクニックに問われる。平日、教習場に行けない自分は、卒業検定もあまり先延ばししたくないと思ったので、百歩譲ってみきわめ終了後、次週の日曜日に卒検を予約した。

当日は、十数名が普通二輪の卒検に参加した。大学生くらいの青年から、定年後の趣味にするのだろうか、年配の男性、女性もいらっしゃった。二台の教習車にわかれたが、運悪く僕は一番最後に乗ることとなった。

卒検の一週間前、僕は卒検中に一時停止を忘れ、教官が乗ってた車からクラクションを鳴らされ、検定中止になっていた人を見たことがある。あれを見たら、誰もが卒検におそれおののく。何が起きるかわからない。いや、そもそも、平均台とかスラローム、急制動とか、課題の最中に足ついたり、急制動で停止線超えたりしたら検定中止とか難易度高過ぎるだろ。まぁ、平均台で足ついたらダメってのは、まぁわかる。だけど、ひょっとしたら強い強風にあおられるかもしれないし、今までは大丈夫だったんだけど、なんか不思議な力で落ちてしまうこともあるかもしれない。そういうことがあっても、落ちたらそこで終わりなのだ。

自分の番がやってきた。すごい暑い日だった。34度位あったきがする。もう5人の人が検定を行っていたため、教習車のタンクは今までで一番熱かった。上からは太陽の熱、下からはエンジンの排熱、股に高温のタンク。もうそれだけで、参ってしまいそうだった。バイクは風を切るから、走りだすと涼しい?何言ってんだ。教習場で、しかも検定中、20キロくらいしか出さねーよ。全然涼しくねーよ。
検定終盤、気が抜けたのか、見通しの悪い交差点で頭出しながらゆっくり、バイクを進めてたら、エンストした。だけど、この時、エンストは何回かOKっていうのをどっかのサイトで見ていたので、焦らなかったのは良かった。

終わった時は、普通車の検定の時とは違う、教習生同士の団結みたいのがあったのは不思議だった。検定を終えて、自分の良かったと思うところ、失敗したと思ったところいいあったり、どんなバイク乗るんです?とか、へーこういうのがバイカー同士の繋がりなのかーと感心してた。
普通車と違い、趣味性の濃い乗り物である。物好きぐらいしかバイクの免許を取ろうとする人もなかなかいないだろう。そういうった理由から、まぁ話せばわかるいろいろな話ってのが湧いてくるのかもしれない
普通車の検定終わって、3号車クラッチのミートが薄かったねとか、アライメントおかしかったとか、免許とったらどんな車買うんです?んーNSXかなとかそんな会話が始まったら逆に怖い。


ちなみに、自分はどんなバイク買うか決まってない。欲しいバイクはあるんだけど、金がない。あるっちゃるけど、最近友人から車を譲るって話があって、悩んでいる。車買ってしまったら、二輪なんて乗らなくなりそうだよなぁ…。


バイクってどんな乗り物なのだろう、そんな気持ちから始まった二輪免許取得への道は、3ヶ月ほどで完結した。今まで乗ったことのない乗り物に、乗り、しかもそれを操縦することが出来たことは、たとえ教習所の中だが、とても有意義な時間で、総括すると楽しかった。こんどは、教習所の外でそれを体験する日が来ればいいが…。

2014年7月13日日曜日

日食用NDフィルターの使い道

土曜日は、注文していたメガネを受け取りに、再び秋葉原へ行ってきた。
今回は、ハーフリムのクラシックな感じのにした。画像はない。


昔、皆既日食だったか、金環日食だったかもう覚えてないんだけど、そのときに買ったNDフィルターがあるが、日食の当日曇天のため、結局一度も使わずにしまったままだった。
日中にこのフィルターを使って撮影すると、面白いことになりそうなので、久しぶりに使ってみることにした。



だけど、最近思ったんだ。太陽を撮るにはいいんだけど、日食が始まると、暗くなってくるから、結局このフィルターをはずさないといけない。つまりこれは、日食用NDフィルターじゃなくて、太陽撮影用NDフィルターなんだと。

余談はさておき、

ND-100000ということは、光を10万分の1とおすってことだと思う。
普段のシャッタースピードが10万倍遅くなる。途方も無いが、日中の長時間露光とは、まったくやったことのない世界だから、興味深い。ピンホールカメラを使うとこんなかんじなのだろうか。



で、やってみた。
やり方は簡単。NDフィルタをつけた状態では、ファインダーから像を確認できないので、通常の状態でフレームを合わせ、そのあとNDフィルタをつけて、後はバルブ撮影。時間はおこのみで。
もちろん三脚を立てないといけないが、人の多いところで、日中に三脚を立てて撮影するのはちょっと恥ずかしい。
頭がフットーしそうだよ。
以下、こんな感じ。


歩いている人が、車が



消えた







バニッシュ!!


うぉおおお


微妙に気配が残っている。
信号待ちしている時間が長いとやはり人とかが焼きついてしまう。常に人の動きがある、改札口とかだといいかんじなりそうだと思った。
あるいは、今回は露光時間2分くらいだったから、これを10分、20分と長くしたら、違うかもしれない。やりたくないけど。余程、余程ね?暇だったらやってみよう。

僕は、真昼にもかかわらず、三脚を立てて撮影しているのが、途中から恥ずかしくて耐えられなかったので、これくらいしか撮ってない。まぁ、おためしとしてはこれで納得できたからいいかな。






流したい場所がシャドウ部分だったりすると、もやもやする。
日食用NDフィルターを使うのであったら、太陽がガンガン照らしているような明るい場所のほうがいいような印象を感じた。


なお、NDフィルタ取り付け前後で色みが変わっているが、これは現像ソフトでいじってるからなのであって、フィルターによる色の変化は殆ど無い。
アシを用意して、交差点の真ん中とかに動かないよう立たせたらノスタルジックな面白い写真が撮れそうなので、銀髪碧眼少女と知り合いの人がいたら、是非試してもらいたい。というか呼んでくれ。

2014年7月7日月曜日

秋葉原で銃買ってきた MAJIDE

先週の土曜日は久しぶりに、秋葉原に行ってきた。
私の住んでるところからだと、つくばエクスプレスで30分位で秋葉原に行けるようになったので、便利になった。

今回はあまり駅の近くはうろつかなかった。秋葉原は好きだけど、人が多いところで、自分の思うように店内を見回れなくなってくると、だんだんうんざりするのである。どこか静かなところを探してみたら、不思議空間を見つけた。





秋葉原駅から御徒町駅の方向に歩いて行くと、高架橋下に2k540というシャレオツなお店が並んだところがある。工房とか、雑貨とかなかなかハイセンスな感じで、さっきまで秋葉原にいたのが嘘のようである。高架橋下は鉄道の走る音とかあまり気にしない程度の穏やかさで、コーヒーを燻す香りが広がっていたので、ここで休憩することにした。




やなか珈琲店という店の本日のコーヒーというコーヒーだ(答えになってない)。なんの銘柄かしらないが、美味しかった(小並感)。
外のベンチで飲んだが、店内にもテーブル席がある。店内は特別広いわけじゃないので、テーブルが空くのを待つのは辛いが、土曜日にもかかわらず、外のベンチにすわれた程度には、穏やかな人出であった。

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この時、秋葉原で買いたいものがあって悩んでいた。それが拳銃だ。物騒な言い方だから、いい改めよう。ハンドガン。

だけど、実用性重視の自分からしたら、ハンドガンなんて買ったってなんの得にもならない。ただ、かっこいいという点は、だれもが同意する点であろう。誰もが同意する点であるはずだ。

本当は本物が欲しかったが、扱いに困るし、最近ステラ女学院を見ていた自分は、エアガンで遊ぶのも悪くないなと思っていた。最近のエアガンは造形が素晴らしく、何発うってもそれなりの耐久性があるらしい。

以前持っていたエアコッキングガンは、スライドを引っ張ったらそのままスライドが前にすっ飛んでいき御釈迦になった。というか、一発打つたびに、スライド引くのはどうも不便だ。

電動ガンだったら、まぁ、弾が入っていれば自動でポンポン打つことが出来て楽しそう。うん、実物を見た感じ、すごいかっこいい。やっぱ買うべきか…、とか考えながら歩いてたらここら変だったというわけだ。





アンドロイドのルーレットアプリで、「買う」「買わない」でルーレット回して、「買う」だったら買おうと、決めた。
選択ルーレット(Playストア)
悩んだ時は参考にして欲しい。

で、2回回して、どっちも「買う」になった。




これこれ、惚れ惚れするだろう。買った時の重量感とか、すげぇ買い物したって感じしてニヤニヤしてた。ニヤニヤしてたやつを土曜日見かけたら、たぶんそいつだとおもう。
そう、これは本物の重量を再現していてスゲー重たい。なんと961グラムある。

銃の名前はベレッタのM9A1。M92Fという超クールな銃の海兵隊版みたいな感じで更に超クールになってんだが、詳しい前後背景は銃に詳しい人に相談するか、調べるとたくさん資料が出てくるので、それを参考にして欲しい。
大きな違いは、アンダーマウントレールがついてるところかな。





お気づきだろうか。そう、これは電動ガンでもエアガンでもない。ガスガンなのである!
この東京マルイのM9A1はガスブローバックにより、本物の銃の動きをかなり再現した動きを楽しむことができるのである。

例えば、撃つたびに上部のスライドがガシャガシャ動いて、リロードするところとか、弾切れになるとスライドが後ろで固定され、弾切れを知らせてくれるホールドオープンとか、ハンマーを安全に下ろすことのできるデコック機能とか、本物志向の人には楽しい機能が盛り沢山だ。

試しに、ガスをマガジン部に充填にして、空撃ちしてみた。正直ビビった。第一にすさまじい音がする。映画で見るように、すさまじい早さで上部のスライドが前後する。それによる手に伝わる振動も大きくて、なんか、興奮した。

おもちゃだとなめていた。


遠くに的をおいて、試し打ちしてみた。
気分爽快大喝采。

ただ、的を遠くに置くと逆に自分の眼が悪いので、どこ狙ってるのかわからなくなった。
これは、同じ日に買ったメガネが出来上がるまで致し方ない。



最後に、ホールドオープンしたときのM9A1の姿。

あれ、弾切れ?と銃を見た時の姿がなんかすっげーカッコ良かったから。
いつもと違う姿の銃っていうのは、なんかロボットものの変形というか、ギャップ萌えみたいのがある。
ちなみにこの銃は、スライドを外して分解して注油することができる。ココらへんのメンテナンスも、本物っぽくていい。


こんなかっこいい銃、明日の出勤にでもさっそく腰にさして行きたいぐらいだ。