2016年12月31日土曜日

2016年 写真総まとめ

年末をいかがお過ごしでしょうか。
今思うと一年ってあっというまですねぇ、と思いますが、なんかイベントとか思い出して、あーあれ去年のやつって言ったら、今年行ったでしょ!(怒)と言われたり、時間の流れ方というのは曖昧なものだと感じます(棒)。

今年一年の写真を下記のフォルダで紹介してます。

2016MyPhotos

厳選した写真ばかりですので、ぜひ御覧ください。

上の写真は、画像編集ソフトとかで色味とかをいい感じに調整してから投稿してるのですが、これから紹介する写真はそのまま撮って出しの写真です。「意外と地味だな…」と思うかもしれませんが、素の状態はこんなもんなんですよってのを知ることができれば幸いです。
では、投稿しようかと思ったけど、投稿しなかった写真たちを御覧ください。

1.筑波スカイラインから見えるスカイツリー
もはや爪楊枝ですが、電波塔としては直線距離で見えていれば意味があるんでしょうね。
もうちょっと空気が澄んでいたらきれいなんでしょうけれど、思ったより遠すぎて構図が漠然としてしまったのでボツとなりました。
関連写真→筑波スカイラインからの田園風景

2.東京証券取引所の液晶ディスプレイ
ちょっとぶれてるんですけど、液晶ディスプレイと壁の明るさのコントラスト(?)、孤立感みたいなのがいいなと思いました。
照明の色味や、空調のダクトみたいな縦縞模様がいい感じです。
関連写真→東証Arrows

3.鉄塔
山登りに出かけると、時々鉄塔の下をくぐれるときがあります。ラッキーポイントです。
ここを真上から撮ると、あまりにも出来すぎた幾何学模様を撮影することが出来るので好きです。
これは鉄塔の中でもレベルの強いやつで、碍子の大きさがポイントです。
4.歩道橋の標示
千葉県市川市あたりで、外環の延伸工事をしていたときに、田尻あたりの建設中のジャンクション(高谷JCT仮称)を撮影しに行ったとき、そこの近くにあった歩道橋の写真です。
ナトリウム灯の明かりと、手すりの影、そして影で出来た枠にピッタリ収まる「自転車」の文字にぐっと来ましたね。
関連写真→高谷JCT(仮称)その1

5.高谷ジャンクション(仮称)
で、例の高谷ジャンクション(仮称)です。ここは完成したらとてもいい撮影スポットになりそうですね。
とってもゴージャスです。
ここはとてもいいアングルがたくさんあって、これもいい写真だなと思ったんですが、たくさんいい写真が撮れて、選ぶ段階でパスした写真です。
関連写真→高谷JCT(仮称)その2

6.海ほたる
ここは夕方に撮影したら、空のグラデーションと海も写ってきれいだろうなぁとちょっと後悔。
こんど夕方狙って行こうと思ったきり、これ一回だけになりました。今は、青梅に引っ越したのでしばらく行くことは無いでしょう。
ちなみに、お正月はここで初日の出を見るために超混雑するとか…。想像しただけでぞっとする…。

7.北千住駅
駅の風景を撮影するだけで、新海誠監督を思い出します。
最近は、年末年始も映画館で「君の名は」をみたいなかんじでCMやってますよね。
実家の大画面液晶でCM見ただけで、えっこんな綺麗だったんかと目を見張るくらいですから、劇場で見ると圧倒されるわけです。

これはエレベーター乗ったたときに、枠がエレベーターに沿って斜めに走ってるんですが、それがちょうど駅のホームを見ると、斜めの額に収まってる感じで、現代的でいいなとおもって、戻ってまで撮影したんですが、いざ家のパソコンで見るとコレジャナイ感があって、まぁ毎度のことなんですが。
8.有明ジャンクション
ジャンクション写真では珍しい夕景の写真です。
シルエットだと建造物の造形が見えなくなっちゃうのちょっと嫌なんですが、都会の夕暮れって感じがとてもダイナミックです。
関連写真→有明ジャンクション


9.あじさい屋敷(服部農園)のあじさい
千葉県茂原市にある、服部農園のあじさいです。
ここに来てびっくりしたのは、あじさいの種類ってたくさんあるんだと感心しました。
今日改めて写真を振り返ると、あじさいって女の子のぱんつみたいだなと大発見しちゃいました。
ちなみにこのあじさいは総レースにフリルのアクセントをあしらったライトグレーのぱんつです。
あなたもこれからあじさいを見ると、ぱんつを思い出すようになりますよ?

関連写真→服部農園のあじさい
このぱんt…、あじさいはみんなだいすき真っ白な生地に青いリボンを付けたぱんつで、ぜひボーイッシュな女の子に穿いて欲しいぱんつになります。
10.犬吠崎で見る星景
千葉はなににおいても中途半端な街ですが、星も中途半端にきれいに見えます。
灯台の近くで光害がまずいんじゃないかと思いますが、けっこうきれいに写ってくれました。
むしろ付近の旅館の照明が残念で、写真右下あたりが赤くなってるのがわかると思います。

夜の海は黒い水が押し寄せるところがなんとも言えない不安を誘いますが、とても穏やかな気分にもさせてくれますね。
僕としては、手すりが街灯の光で星みたいに輝いているところが+1ポイントです。
関連写真→犬吠埼の星景
11.奥多摩湖ロープウェイ
東京都青梅市に引っ越し(晴れて都民である)して、地元友人から「奥多摩はいいぞ」と言われ、ドライブしたらどこも素敵なドライブコースで、あぁこれはいいなと思いました。
登山もすぐいけますし、電車は本数は少ないですがアクセスよしです。自然を楽しみたい人にはいい場所ですね。
いつか、廃墟探索しようと思いつつも、法的な拘束を思い出し、ちょっと腰が引けるものです。
こういうのは、先駆者のお世話になりたいところですが、前職の関連会社にマニアがいたのに、残念なことをしてしまいました。

ここは道路からすぐアクセスできるので、ちょっと見てきました。自然に溶け込んだ退廃的な建物っていうのは、見ていて心が揺れますね。タイムスリップ?とも違うような、今いる時間を狂わす不思議な空間です。
こんなとこに建物作るか!?みたいな廃墟があれば、こっそり行ってみたいものです。

ここまでお付き合いありがとうございました。
一年とった写真を振り返ると、今年もいろんなとこ行ったなーって思う反面、まだまだ行けてないとこたくさんあるなとも感じます。
来年はあれとこれは撮りたいな!!っていうのはいろいろ考えはあるので、来年も是非写真を見てくれれば、モチベーション上がりますし、どんどんいい写真とりますので、これからもよろしくお願いいたします。

では、よいお年を。


2016年12月26日月曜日

GRB カーナビ交換要領 悩めるリアビューカメラ

GRBを買って一番最初にやったことは、ビルトインナビの交換を行った。
カーナビは結構高価な買い物だ。お金使い尽くした所あるので、できるだけ低コストで抑えたい。
車内でテレビは見ないので、フルセグは必要ない。音楽が聴ければ充分。DVDも見ないが、多分どのナビ買ってもついてくるだろう。
2015年からFM多重放送を使用したVICS WIDEが始まっているので、せっかく新しいナビをつけるのだから、ぜひ導入したい。
結果、以下のKENWOODの彩速ナビに決まった。

ケンウッド(KENWOOD) カーナビ 彩速ナビ MDV-L403


これの良いところは、とにかく安い。4万円台でビルトインナビが導入できる。取り付けに必要なほとんどの部品が揃ってだ。
KENWOODといえば、音楽再生の機能群だが、このナビにも一応KENWOODらさしのある機能があって、リスニングポジションの調整やノイズの多い車内でも明瞭に音楽を楽しめるサウンドライザー。ほかにも、車速に応じてボリュームを調整してくれる機能もついてるので、不満の付け所がない。
この価格帯からVICS WIDEに対応しているのもうれしい。VICS WIDEの機能については公式サイトでの説明で省略するが、従来のようなVICSの受信機を購入する必要がなく、付属のFMラジオ用フィルムアンテナ1枚を貼り付けるだけで受信できるのは、拍子抜けするくらい簡単だ。

一つ不満を上げるとすれば、案内の声があんまりかわいくない。録音レベルがバラバラで、「市役所前を!!!右です(ボソッ」みたいなことがあり、怒ってんのかこいつって思う時がある。分岐に差し掛かると、「ベンベン」という洒落っ気のない効果音で案内するところが惜しい。
一つじゃなかったなごめん。


既設ナビはパナ製のStrada。見た目は普通だが、電源を入れるとセガサターン並の解像度でため息が出る。
ぜひ気力のある人は、自分でビルトインナビを交換してみてほしい。想像以上の簡単さにびっくりするし、あの工賃を思うとすごい得した気になる。ついでに、配線の取り回しを丁寧に処理すると、自分でやってよかったと思うぞ。

むしろ取り付けより、取り外しが大変だった。上記のナビはこれを外して終わりではない。
フィルムアンテナ(フロントガラスに4つも貼ってある!)、GPS、VICS受信機はもちろんのこと、なんと助手席下にはフルセグチューナー、ビデオセレクター、電源ユニットが隠してあり、更にそれらを接続する大量のケーブル群、悪しきアイヒョーン製品を接続するためのケーブルを外すと、7キロほどのガラクタが出てくる。新しいナビは一体型なので重量3キロほど。ナビ交換だけで、4キロの軽量化ができるのだ。

問題となるのは、リアビューカメラの接続方法だ。
①リアビューカメラの電源をカーナビから供給してる
②リアビューカメラの電源がリバース信号からとってる
③リアビューカメラの電源がACC電源につながってあって、リバース信号を受けて起動する
とかいろいろある。他にもいろいろな方法があって、嫌がらせだと思う。
ACC電源にバッ直で、バックして無くてもずっとカメラONっていうのもある。やりたい放題だ。

事前に調査してみたところ、幸いにも車体側からのリバース信号の電源でもってカメラONして、カーナビ側にはビデオ信号のみというとても潔い配線だったから、コネクタの交換だけで済んで本当に良かった。こればっかりは開けてみないとわからないところが多い。

←既設パナ 新設ケンウッド→
どちらも純正カメラを接続するために、電源端子、リバース信号とかを出力できるようにピンがたくさんあるが、実際使うのはビデオ信号の2本のみ。

ピン配列は謎だ。取説に他社製品接続時のピン配列についてなんて内容は無い。本来ならば、メーカーが変わるのであれば純正のリアビューカメラに交換するのが正規の方法だからだ。
しかし世の中には良い製品がありまして、変換用のコネクタケーブルがアマゾンで購入できる。今回自分はこのコネクタを使用しました。


これを使えば、コネクタと配線はもう接続されているので、あとはRCAコネクタを切り取り、既設のケーブルと繋ぎ変えればOK。
この製品は、各メーカー用のケーブルが出てるはずなので、取り付けるメーカーにあったものを探す必要がある。

もしピン配列を知りたいという人がいるのならばこちらのサイトにアクセスすると、何か情報が見つかるかもしれない。
カーナビを付け替えるといって、リアビューカメラも付け替えるとか始めると、泥沼にはまってしまう。できるだけカメラは既設のものを使いたいところだ。


うまく行けば一発で正常起動しますよ。
前のナビに比べると、高精細さに感動します。音もいいですね、DSPの技術が成長したのでしょう。フルセグは見れないですが、ワンセグは一応見れます。まぁ、画質は目をつぶれば問題ないレベル。

その他使用した工具は以下のとおりです。ご参考に。


これを使用して既設配線と繋ぎ変えます。各車両メーカーにあったハーネスを選んでください。

マイナスドライバーで内張りを剥がしたら傷が…なんてことからはおさらばです。後悔する前に買っておきましょう。150円で4種類の工具が入ってる激安商品ですが、製品に問題はありません。

配線の結束に使用しました。 通常のビニテと違い、糊残りが少ないとのことです。まぁ外すこと考えなければ、普通のビニテで問題ないと思いますが。
ビビリ、キシミ音などのノイズを防ぐために、コネクタやカーナビと内装との取り合いなどの部分に巻きます。
取り付け終わって走り出したら変な音するとか嫌ですからね。
やるならここまでやっておきたいですね。

2016年12月5日月曜日

インプレッサ GRB買った。

インプレッサ WRX(GC8)からインプレッサWRX STI(GRB)へ乗り換えたのは、8月下旬のことで、あれからしばらくたった。どんな車なのかすこしわかってきたので、そろそろ記事として書いてもいいと思う。
ただ、発売から9年たったモデルなので、今更感あるけどね。

そもそも、なぜ乗り換えをしようと考えたのかというと、経年劣化がひどくなったからだ。エンジンだけ丈夫なGC8は、18年という月日を経て、パッキン類やプラスチックの劣化が進行し、その度にちょっと修理をしたり、高圧洗浄でごまかしたりしていたが、ある日高速道路を走ってたら、タイヤハウスカバーが外れてしまい、「もう乗り換えようかな」とふと思いつき、軽い気持ちでネットで車探してたら、近くのいいとこに手頃な値段のGRBがあったので、店行ったら即決してしまったってのが主な経緯。

GRBは、歴代インプレッサの仲間はずれ車種で、ハッチバックなところで人気が今ひとつだ。そのせいか、同時期に発売されているセダンタイプのGVBと比べると中古価格に差がある。私もインプレッサといったらセダンだろうという気持ちがあったから、GRBに少し引け目を感じていたところは正直あった。

しかし、ハッチバックという実用性(引越のときは役立った)、GVBに羽をつけていかにも速そうっていうわけでもなく、至って「普通の車」に見えるのにめちゃくちゃ速いっていうギャップがとても気にいったし、スバル最後の生粋のラリーカーには是非乗っておきたい。
インプレッサWRXはこれが最後となって、次の車両はWRXという車種名になり、ファミリーカーとしてのインプレッサと、EJ20エンジンを引き継いだ、スポーツカーとしてのWRXは完全に違う乗り物となる。


最後は涙の雨、感動のお別れだった!!


上の写真は、GC8最後のドライブとなった8月27日、28日に群馬で行われたモントレーつま恋という全日本ラリー選手権の観戦に行ったときの写真。
モントレーつま恋では、未だにGC8が現役で参戦しているのを見て、ちゃんと整備すればまだまだ走れるんだなとかしみじみ思いつつ、結局二日間雨がやむことはなかった。

日曜日の帰路、ついに本当の最後になった。一緒に観戦していた友人を家まで送り届け、一人になって外環を走っていた時に、急に雨が降り出したと思ったら、ものすごい土砂降りになって、こんなの前みえねぇよーとか目を凝らしてたら、目の前に打ち上げ花火が上がって、うわーすげー感動的!!って思ってたら、ちょうどAimerの「夜行列車~nothing  to lose ~」が流れ出してね、連日動きっぱなしで疲れが溜まってよくわかんなくなって、涙腺が保たなかったよ。
ラストランを終えた夜行列車が終点についたときには、雨はすっかり上がっていて、路面は乾いていたから不思議だったなぁ。だから、最後のラストランはすごい思い出に残る出来事となった。


GRBの第一印象、「重い!」


僕が買ったGRBは初期型の発売されて間もないタイプの車両で、違いはフロントバンパーのデザインが変わってるのですぐわかる。STIのダンパーキットが装着されているので、若干車高が低くなってる、これがすごいいい感じで、カーブを曲がってる時に路面に吸い付いてる感じがして、不安なくカーブを曲がれる。ほとんど手が加えられてなく、どノーマルなのが逆に珍しい。
走行距離がけっこういってるから、他の中古とくらべて価格が安かったのも背中を押した。購入後、改めてトヨタアクアとかの値段を見たらほぼ同じくらいだったんで、なんで9年前の車に二百何十万も使ったんだと醒めたりもしたけどね。


これだけ進化してるんだ、走り出しもすごいのだろうと思ったら、以外にも超低速のトルクが、薄いと言われていたGC8よりも薄く、いつもの感覚で発進しようとするとエンストしそうになってびっくり。発進のときは、クラッチをつなぎつつアクセルを踏み足さないといけないので、半クラの時間が前よりも長くなってしまい、これは慣れなんだろうけれど、感覚がけっこう違って戸惑った。今でもまだなれない。ただ、半クラの領域がすごい広いので、坂道は発進しやすい。
この発進時の重たさが、車の重たさに感じてしまい(実際重くはなってる)、扱いづらい車だなと思った。走り出すと、すごいいいんだけど。

当然の事だが、やっぱり走るためにある車であって、けっして渋滞路を走る乗り物じゃない。当たり前のことに気づいたのは、先日、星を見に銚子まで下道でドライブした時のことだ。


普段、千葉県松戸市街の道路拡張する気も、都市計画もない道路を渋滞に巻き込まれながら走ってると気づかないが、走り出した後はとても気持ち良い。サスペンションはスポーツカーらしく、しっかり振動を受けるので、路面の状況がハンドルによく伝わる。しかし、乗ってて辛いということではなくて、安心する振動だ。
低速からの立ち上がりは、同じEJ20とは思えないほど力強く、低速回転からアクセルを踏み込めば、エンジンが唸りだす。ターボを使う機会がほとんど減るほどだ。

車通りの少ない銚子の道をはしってると、ようやく車の音にゆっくり耳を傾けることができる。排気音からは昔のボクサーサウンドはすっかり失われ、コトコトと静かなエンジン音がするだけだ。それに対し走り出すと聞こえてくるのは、ミッションの機械音。シフトを変える度に、カタンコトンと音がし、クラッチを繋げるとモーターのような歯車の音が聞こえる。露骨に機械音の響くこの車は、まったく男しか好きにならない車だと思った。
ほとんど使われないきれいな助手席と、使用感のある運転席は、スバルとレカロが共同開発した、インプレッサ用のレカロシートが付いている。まさに籠の様になっていて、包まれてる感じがとても良い。職場の椅子や家の椅子、どの椅子よりも良いものが車に装着されているというのは、なんとも贅沢な特等席だ。


闇夜に光る赤い光で灯されたメーターを見ると、改めて普通車とは違う、ラリーで戦う車なんだと実感する。この車で旅に出かけられることに喜びを感じるし、なんといっても絶大な信頼を持って運転することができる。これからこの車で旅が始まると思うと、とてもわくわくする。

この車にとっては9年だが、自分にとってはまだ3ヶ月。ODOメーターを見たら、1000キロちょっとしか増えてなかった。この3ヶ月はいろいろ忙しくて、全然乗れてなかった。
なぜ忙しかったかについては、後々ここで書くかもしれない。



展望室の鍵札つけた。これでこの車は展望室へつながる魔法の乗り物だ。この鍵でエンジンをかけ、ハンドル握って走り出せば、それはもう無限の展望室への道が広がる。
これから、どんな景色が見られるだろうか。